日焼け
肌を黒くするだけではない、紫外線は肌を老化させる悪玉
ひと口に紫外線(ULTRA VIOLET、略してUV)といっても、波長の長いものからUV-A、UV-B、UV-Cの3種類があります。
日焼けをすると赤くなる、水ぶくれができるなどの炎症を起こしたり、肌が乾燥したりしますが、それはUV-Bのしわざ。一般的に日焼け止めに表示されているSPF(SUN_PROTECTION_FACTORの略)とは、このUV-Bを防ぐ機能を持っていることを表しています。
ところが、実はUV-Bの害よりも、肌を黒くしたり、弾力をなくし、シワやたるみを引き起こすUV-Aの害のほうが深刻。最近、日焼け止めにSPFと一緒に表示されているPA+とは、UV-Aを防ぐ目安です。日焼け止めを選ぶときは、SPFだけではなく、PAの値も忘れずにチェックする習慣をつけたいもの。
また、一番有害なUV-Cは、オゾン層で吸収されているといわれていますが、オゾン層の破壊が問題になっている今日では、UV-Cを防ぐ目安は表示されていませんが、日傘や防止でできるだけ紫外線に当たらないようにしましょう。
もし日焼けをするなら、素肌で焼かないこと。日焼けオイルで紫外線から肌を守りながら、焼くことを心がけましょう。
年間紫外線対策が基本、特に3~8月は力を入れて
紫外線が増え始めるのは、3月頃からで、6~9月がピークになります。冬でも紫外線は降り注いでいるので、年間を通じて紫外線対策が必要です。一日の中では、10~14時がもっとも紫外線が多い時間帯。特に、UV-Aは窓ガラスも通るほど強力なので、室内にいても日焼け止めをつけること。
日焼け止めはシーンにあわせて使い分ける
ところで、意外に知られていないのが、SPF値の高さは、日焼けをするまでの時間の長さそいうこと。たとえば、SPF8は素肌のときに日焼けまで20分かかるところを、最大160分まで引きのばせるということです。つまり、SPF15の日焼け止めに、SPF20のファンデーションを重ねてもSPF20止まり。SPF35になるわけではないというわけ。日焼け止めはSPF値が高いものをつけっぱなしにするよりも、汗は皮脂でくずれたら、まめにつけ直すほうが効果大といえます。
紫外線防止効果の目安は、下の表を参考に。むやみにSPF値が高いものを選んでも紫外線吸収剤にかぶれることがあるので、ふだん用、リゾート用と使い分けたほうが負担は少ないことも覚えておきましょう。
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SPF値 (UV-B防止効果) |
PA分類 (UV-A防止効果) |
| 日常生活の中で | 5~20前後 | PA+ |
| 炎天下で2~3時間のスポーツ・外出時 | 20前後~40前後 | PA+~PA++ |
| リゾート地でのレジャー・スポーツ等 | 40~ | PA++~PA+++ |
肌が弱い人は紫外線吸収剤よりも紫外線散乱剤入りを
かぶれを引き起こす成分は人それぞれなので一概にはいえませんが、肌の上で紫外線を吸収する紫外線吸収剤に反応してかぶれる人が多いようです。皮膚科でそのように診断されたときは、散乱剤配合の日焼け止めがおすすめ。紫外線を乱反射させて皮膚のなかに入り込むのを防いでくれます。念のため、手首の内側でパッチテストをした後に使ってみては?
パウダー状のものには、紫外線をある程度乱反射させる働きがあるので、フェイスパウダーをはたいて紫外線を防ぐ方法もあります。


