ニキビ
ニキビは毛穴が詰まって中で炎症を起こしている状態
ニキビは、角質と皮脂が混ざりあったものが毛穴に詰まったところに、ニキビ菌が繁殖してできます。炎症のしかたによって、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、化膿ニキビに分けられますが、いずれのタイプも対策はきちんと洗顔すること。
イオウが配合されているニキビ用の化粧品は、肌を必要以上に乾燥させたり、刺激が強いので、20歳以上の人や肌が弱い人にはおすすめできません。化粧品にこだわる前に、生活習慣や食事を見直して。
| 白ニキビ | 毛穴が詰まり皮脂腺がふくらんで、肌がポツンと盛りあがる状態。初期のニキビなので洗顔で治る。 |
| 黒ニキビ | 毛穴の汚れや皮脂の出口が酸化して黒く見える。ほうっておくと毛穴が開くので、お風呂あがりに汚れ取りパックを。 |
| 赤ニキビ | 毛穴の中でニキビ菌が繁殖して炎症が起きた状態。赤みや痛みがあり、刺激すると悪化したり跡が残るので要注意。 |
| 化膿ニキビ | 赤ニキビの炎症がひどくなり、毛穴の中で化膿している。なかなか治らない場合は、早めに皮膚科へ行くこと。 |
洗顔はアルカリ性のもので1日3回以上の石鹸洗顔は×
ニキビができやすい人は、オイリー肌の人が多いもの。弱酸性の洗顔料や敏感肌用の洗顔料は洗浄力が弱いので、アルカリ性の洗顔料でしっかり顔を洗いましょう。洗いあがりがキュッキュッとするものがベストです。それから、しっかりすすぐこと。フェイスラインやこめかみにニキビがある人は、すすぎ残しが原因の場合が多いのでチェックして。
洗顔回数は、1日3回まで。それ以上は、洗顔料を使わず水かぬるま湯だけで。熱い湯で皮脂をとりすぎると肌は乾燥し刺激を受けやすくなって、炎症がひどくなったり、小ジワができる原因になります。
化粧品は原則的にオイルフリー、ノンコメドジェニックのものを
なぜニキビ用の化粧品にイオウが含まれているのかというと、角質を柔らかくして毛穴に詰まった皮脂を取りやすくしたり、ニキビ部分を乾燥させるからです。ほかにもニキビ用の化粧品には殺菌剤が含まれていますが、イオウも殺菌剤も刺激が強いので、炎症を起こしているときは、逆効果なことも。
それよりも、余分な油を肌に与えないことが大切です。化粧水+オイルフリーの美容液や皮脂コントロールのある乳液やクリームでケアを。化粧水の中には油分が含まれているものもあるので、化粧水もオイルフリーのほうがおすすめです。
また、ノンコメドジェニック(ニキビができにくい処方)と表示されているものも、ニキビができている人は試してみて。基本的に、ニキビができているときはファンデーションをぬらないほうがいいのですが、どうしてもメイクしたいときは、ノンコメドジェニックのもので。家に帰ったら、すぐにメイクを落とすことを忘れずに。
市販のニキビ用の薬よりも皮膚科に行って!
ニキビを早く治したい気持ちはわかりますが、市販のニキビ用は刺激が強いものが多く、炎症がひどくなることもあるので、実はあまりおすすめできません。赤みや痛みが強いなら、早めに皮膚科に行きましょう。
また、生理前にひどくなるニキビは、ホルモン以上が原因になっていることも。一度、婦人科で相談してみては?
枕カバーやタオルの汚れにも気をつけて清潔に保つ
きちんと洗顔していても、顔をふくタオルが汚れていては意味がありません。タオルはつねに清潔なもので、こすらず軽くたたくようにして水気を取って。枕カバーやシーツも直接肌に触れるものなので、清潔第一を心がけましょう。
ニキビができたら触らない、自分でつぶさないこと
ニキビを自分でつぶしたために化膿したという話をよく聞きます。自分でつぶすと、毛穴を傷つけたり、そこから細菌が入り込んで化膿したり、色素沈着を起こしたり、皮膚が陥没してクレーター状になったりといいことはありません。今すぐやめること。肌には、自分で修復しようとする働きがあります。できたニキビは下手にいじらずに、これからできるニキビを防ぐことが大切なのです。
それから、手には見えないバイ菌がたくさんついています。ニキビを触るクセがある人は気をつけましょう。毎日シャンプーをしても、髪の毛はニキビを刺激したり汚れをつけたりします。おでこにニキビができている人は、前髪をあげましょう。
遺伝とホルモンバランスもニキビには大きく影響する
肌質は遺伝します。両親のいずれかがニキビで悩んでいたなら、皮脂分泌が盛んな肌質を受け継いでいる可能性も。肌質を根本的に変えることはできませんが、皮脂分泌がさかんなら、洗顔に力を入れたり、さっぱりめの化粧品を選んだりとオイルコントロールを心がけると、ある程度は皮脂をおさえることができるはずです。
規則正しい生活もニキビを治す特効薬のひとつ
ストレスや夜更かしも、皮脂分泌をうながす原因。ストレスを受けると、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなります。また、新陳代謝が活発になるのは夜中の22から2時の間。この間にしっかり睡眠をとって肌を休ませないと、代謝が悪くなったり、過剰に皮脂が分泌するので、夜更かしは厳禁です。
和食中心の食事に切り替えて、間食はやめることを心がけて
肌に油分を与えないようにしていても、油っぽい食事をしていては意味がありません。卵に焼き魚、青菜のおひたし・・・と、旅館ででる朝食のような和食が理想的です。甘いものやチョコレート、おせんべい、ピーナッツの類も、皮脂分泌をうながすので、ニキビが気になる人は避けて。
便秘もニキビにとっては大敵。食物繊維を意識的にとって、便秘解消を心がけましょう。さらに積極的に取りたいのが、皮膚の修復をうながしてくれるビタミンCと、皮脂分泌をおさえるビタミンB2とB6。これらのビタミンは牛乳やレバーに多く含まれていて、できるだけ食事から取るのが望ましいのですが、食事で取るのが難しいときは、ビタミン剤を利用してもよいでしょう。


